家で楽器を自由に弾きたい、そんな方に必見の防音対策を選出!
2020年01月04日子供のお稽古事として今も人気のあるピアノを始めとして、大人になってから子供の頃は嫌でやめたけれど、好きな曲を弾けるなら再び始めたいとピアノを弾きだす人が増えています。さらに、中学生や高校生といった年代では、かつては男の子が夢中になったエレキギターやベース、ドラムといった楽器を女の子も演奏するようになり、楽器を楽しむ人が増えてきたのは良いことです。
とはいうものの、楽器の音というのは意外と遠くまで伝わって聞こえてしまうもので、昔から騒音公害の一つに楽器は常に含まれてきました。上手ならいいですが、練習しているときはたどたどしいこともあって聞いていてイライラすることもあって、近所迷惑が高じて険悪な状態に陥ることも珍しくありません。
とはいえ、家で楽器を自由に弾きたいというのは楽器を弾く人に共通する思いですし、実際のところ、家で練習しないことには上達もままなりません。そのため、家に防音対策を施すことが不可欠です。
もっとも効果的な方法は家の中に防音室を作ることで、ピアノなどの大きな音が出る楽器に効果的です。
防音室として専用の部屋をつくる場合はかなりの費用がかかりますが、床と壁、天井に振動して伝わることで、外へ漏れる音を遮断できるため、これらに接することのない浮遊するユニット型の防音室は設置も簡単なところがおすすめとなります。
たとえユニットと言えども防音室を作るのは難しい場合には、防音対策に使える機能を持ったアイテムを使うのがいいでしょう。吸音効果を持つウレタンスポンジなどを使って作られた防音ボードを貼ることで、かなり音の漏れを防ぐことができます。防音ボードを貼るだけでよいので、DIY感覚で出来るのもうれしいところです。
防音効果のあるマットを壁に貼れば防音壁になりますので、こちらもマットを貼るだけで防音壁が簡単に作れます。同じく防音効果を持つ防音シートは壁紙タイプになっているものがあり、壁紙が汚れてきているなら、おしゃれな防音シートを選ぶことでリフォームもできて一石二鳥です。
カーテンを防音カーテンに変えることも手軽に取り組める対策で、防音カーテンに変えるとピアノの音が70%軽減できるとされています。より効果を高めるには、レースとカーテンの両方を防音カーテンに変え、二重にするとよいでしょう。
意外なアイテムとしては、隙間テープも効果的です。音が外に漏れるのは主に窓のサッシ部分からですので、防音効果の高い隙間テープを溝の部分に貼ると音が小さくなります。また、楽器を置いている部屋のドアに防音効果のある隙間テープを貼ることによっても、音を小さくすることが可能です。